体と心はつながってる

エサレンの基礎概念に「心身一如」という仏教の考え方があります。

学術的に表現すると「ソマティック」や「ソマティクス」「身体心理学」といった表現になるでしょうか。

平たく言えば「わたしたちの心と体は一つである」ということです。

しかしながら、

普段わたしたちは不思議なことに「心」「体」「魂」を別々に認識しており、

また、体の部位についても同様の認識しか持っていません。

「肩こりがひどいから肩をマッサージしてください!」

「腰痛が辛いので腰のマッサージをお願いします!」・・・などと。

しかし、あなたの肩こりは本当に肩そのものに「原因」がありますか?

あなたの腰痛は、本当に「腰」にあるのでしょうか?

よくある症例で言うと、

左肩こりの真の原因が「心臓」にあること(関連痛)や

腰痛の原因が「股関節回旋筋群」にある・・・などがあげられます。

また、

肩こりの「より本質的原因」として『重責』や『防衛本能』『攻撃性』などがあるとも言われており、

腰痛の場合は『お金に対する価値観』や『性的コンプレックス』『パートナーシップの問題』『内在する陰陽のアンバランス』などの顕在化として表現されるパターンを非常に多く見受けられます。

肉体の疲労感だけでなく、精神的な疲れや不安によって、原因ができている可能性「わたしたちの心と体が一つである」ということを頭の片隅に置いておいてほしいところですね。

――――to be continued.

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